柿安のバイキング

柿安といえば、デパ地下惣菜で有名ですね。もともと明治4年に三重県に開いた牛鍋店が始まりだったのですが、それから100年近くたった昭和47年になって、名物の「牛肉しぐれ煮」を百貨店のお総菜コーナーで販売しはじめて、そこから飛躍的な成長を遂げました。そして松阪牛で有名な三重県ならではの牛肉に対するこだわりは、お惣菜だけでなく、精肉店やレストランにも反映されています。

柿安は、もともとは名古屋近辺を中心にやっていましたので、まだまだ関東の人にとってはなじみが少ないかもしれませんが、最近は関東にも相当数の店舗ができました。

そんなお総菜の柿安が、最近はレストランに力を入れています。老舗の日本料理店はもちろんですが、特にバイキングレストランはたくさんあって、和洋中華を味わえる「柿安三尺三寸箸」、中華バイキングの「上海柿安」は、休日ともなれば長蛇の列をなす人気店です。食べ放題といっても、柿安ならではのお惣菜に対するこだわりが感じられます。

三尺三寸箸と上海柿安

柿安のバイキングレストラン、「柿安三尺三寸箸」と「上海柿安」は、ともに柿安らしいお惣菜を中心としたレストランです。「上海柿安」は、中華専門ですが、「柿安三尺三寸箸」は中華だけでなく、和食、洋食、デザートもあるので、若干ですが、お値段が高い傾向になっているみたいです。ちなみに場所によっても微妙にお値段が違っていて、特に東京都内は高めです。ランチは90分制、ディナーは120分制というところが多いです。

通常この手の食べ放題レストランは、昼と夜のメニューがほとんど同じというところが多いのですが、柿安の場合は、昼と夜に差をつけていて、夜のほうが、いいお惣菜がでるようです。デパ地下で売っているお惣菜も出てきます。たとえば有名な柿安ハンバーグも食べられます。

またもう一つ特徴的なのは、お酒の飲み放題コースがあって、食べ放題のお総菜とプラスメイン料理で、宴会ができることです。たとえば銀座にある、「香港飲茶」店では、5000円弱で中華ビュッフェ、北京ダック、飲み放題が楽しめます。この手のバイキングレストランとしては珍しいタイプですね。

ちなみにお味のほうですが、ハンバーグなど、一部有名な料理はともかく、他の料理は意外と普通です。期待をふくらませすぎると、ずっこけるかもしれません。またお芋など、腹がふくれるメニューが多いようですので、食ものの種類と量には注意しましょう。ちょっとずつたくさんとるのが秘訣です。