大河ドラマ「天地人」

2009年の大河ドラマは「天地人」、その主役は妻夫木聡演じる直江兼続です。学校の歴史では出てくることのないマイナーな人です。上杉家の家臣として出発し、上杉謙信の跡取り景勝を助け、戦国から越後を守護、その後豊臣秀吉に見出され、上杉家が会津に国替えとなったときには、出羽米沢に封じられました。豊臣秀吉の死後、関が原の合戦では上杉家と一緒に西軍側につき敗残の身となったのですが、その戦いぶりが徳川家康にも認められ、謝罪の上、上杉家が米沢藩主に封じられると、その家臣として、米沢の殖産興業につとめた人です。上杉謙信の薫陶を受け、忠義を重んじる生き方を終始貫いた人で、上杉家とその領民たちのために尽くしたといわれます。

今回のドラマのロケ地は、以上のようなプロフィールからわかるように、越後新潟、会津、米沢が中心になります。大河ドラマのロケ地といえば、いつも人気の観光スポットになりますが、今回も直江兼続ゆかりの地やロケ地が続々と名乗りを上げているようですね。もともと越後新潟も、米沢も観光のネタには困らない場所ですので、たくさん魅力的なスポットがあります。しかも史跡名所だけでなくグルメもあります。そんな「天地人」のロケ地の観光スポットやグルメ情報を紹介したいと思います。

「天地人」のロケ地めぐり

では「天地人」のロケ地をいくつか紹介していきましょう。

坂戸城(新潟県南魚沼市六日町)
坂戸、現在の新潟県南魚沼市六日町は、上杉景勝と直江兼続が生まれ育った町です。もう城は残っていませんが、ところどころに残っている史跡をたどってみましょう。東京から新潟にいく場合、南魚沼市は玄関口になりますので、最初に訪れる場所としてピッタリです。また南魚沼といえば、コシヒカリの名産地として有名ですし、それを原料にした日本酒も有名です。八海山を飲みながら過去に思いをはせてみましょう。

春日山城(新潟県上越市)
春日山城は、直江兼続の君主である上杉家の城です。戦国時代には、上杉家はここを本拠に越後を治めていました。直江兼続は上杉家の執政となって、行政を司りました。そのため直江兼続や上杉家ゆかりの地の史跡は春日山城後を中心にたくさんのこっています。

米沢城(山形県米沢市)
ここから一気に山形県の米沢市に移動します。米沢は豊臣秀吉に認められた直江兼続が封じられた場所であり、かつ江戸期にはいって、家康に許された上杉家がうつった先です。実は新潟から米沢は新発田経由、羽越本線で直接いくことができます。ただし山間や渓谷沿いをはしる鈍行列車で、なんと4時間近くも時間がかかります。実は新潟から米沢にいくのは、大宮回りで新幹線にのったほうが早いくらいなのです。
それでものんびりした雰囲気と景色を味わえるローカル列車の旅をおすすめします。
米沢城はお堀と敷地は昔のまま残っています。さらに本丸後には上杉神社が建っていて、有名な観光名所になっています。

米沢はいわずとしれた米沢牛の名産地です。ちょっとした居酒屋でも焼き肉用のバーナーはありますので、やっぱりお肉を味わってください。とってもおいしいですよ。

これ以外にも注目されるロケ地がたくさんでてくると思います。テレビ局も競争いみたいですから。我々視聴者としては、いろいろな選択肢が選べるというのはありがたいことです。