二日酔いというのは、本当にいやなものです。なるたびに「もう二度と飲まない」などと思ったりしますが、治ってしまえばまた懲りずにやってしまいます。お酒の席というのは楽しいですからね。しかしながら二日酔いというのは、周囲にとっても迷惑なもの、平日であれば仕事に差し支えますし、休日は家族から白い目で見られます。自分自身も気持ちがいいわけではありませんので、できればなりたくない、もしなってしまったら早く解消したいものです。
二日酔いに効くといわれているツボは足や手、おなかなどいろいろなところにあります。
まず足のツボですが、ひとつ目は「太衝」というツボです。「太衝」は足の親指の付け根とその横の指の付け根の間のツボで、肝機能を高めるといわれています。ふたつ目は「足三里」というツボで、膝の下から指3本下にあるツボで、押すとしびれる感じがする場所なので、押しながら探してみるといいでしょう。「足三里」は胃腸の調子をよくするといわれています。
次に手のツボですが、「内関」というツボが有名です。「内関」は手首の指三本分下で、手の筋の間にあります。このツボも肝機能を高めるといわれているツボですが、あまり強く押しすぎるとよくないので、ここは適度な強さで押さえましょう。
最後におなかのツボ、「期門」です。このツボは一番下の肋骨のあたりで、ちょうど両乳首の真下にあります。このツボも肝機能を助けるといわれています。
これ以外にも頭痛に効くという頭頂部にある「百会」、うなじの両首筋の脇のへこんだところにある「天柱」というツボも効果があります。症状によって使い分けましょう。
ツボというのも民間療法ですから、ぜったいに効くというものでもありません。そこでツボだけではなく、他の方法も併用することで、二日酔いを防止、解消しましょう。
そして飲んでいるときの対処法の基本が、「食べずに飲まない」と「チャンポン」はしないという2つです。特に食べ物では、肝臓の働きを助けたり、アルコール代謝を促進したりする効果のあるものを積極的に取りましょう。肉や魚といった「たんぱく質」、チーズもいいです。またビタミンB1も肝臓の働きを助けるので、ねぎやニラ、にんにくもいいです。さらにナッツなどに含まれるビタミンEはアルコール代謝を促進してくれます。こう見ると代表的な酒のつまみというのは、アルコールを分解するのに役立つことがわかります。ということで酒のつまみはちゃんと食べるようにしましょう。
これだけ気をつけても二日酔いになってしまった人は、最初に紹介したツボ押しとともに、お水をたくさん飲んだり、ドリンク剤を飲んだりしてみましょう。ドリンク剤ではタウリン配合のものがいいといわれていますが、二日酔いのときにはとにかくたくさん水を飲んで、ツボ押しをしておとなしくしているのが一番です。